遊んで高める災害対応力

日時

2021年3月27日(土) 10:00~12:00

場所

オンライン

ファシリテーター

西浦直人

参加費

無料(期間限定)

「クロスロード 」という防災ゲームを遊びながら、防災について考え対話をしていくことで災害対策力を高めます。シンプルなゲームなので、お子様も一緒に参加できます。

クロスロードというゲームをご存知でしょうか?

1995年に起きた阪神・淡路大震災で実際に問題になった「ジレンマ」をカードゲーム化した防災教材です。ルールはとてもシンプルで、問題に対して「Yes」か「No」を選択するというものです。

そもそも「クロスロード (Crossroad)」とは「岐路」や「分かれ道」のことです。災害の対応には、大きなジレンマを伴う決断が連続します。そういった難しい決断を迫られた時にどうするか、そういったことをシミレーションしてみることを通して防災について考えてみるというのがこのゲームです。そんなシリアスなテーマなのですが、実際にやってみるとワイワイと楽しめるという不思議なゲーム。

今年で東日本大震災から10年が経ちますね。
私自身は当時は関西にいたので被災はしませんでしたが、今でのあの時のテレビに映っていた光景が忘れられません。阪神・淡路大震災の時は大阪にいたので、非常に大きな揺れだったのは覚えているのですが、まだ子どもだったこともあって信じられない感覚で、現実感が薄かったと思います。その後大人になって社会に出てから東日本大震災の光景を見た時に、大変なことが起こったと事態の重大さに打ちのめされ、テレビ越しに凄まじいリアリティを感じたのを覚えています。
そして最近東日本大震災で被災され、現地で支援活動をされていた方のお話を伺う機会をいただき、震災の凄まじさを改めて感じました。そんなことがあって、防災について考える機会があるといいなと思い企画をしました。以前からこのクロスロードは持っており時々プレイもしていたのですが、東日本大震災から10年、また現在新型コロナウイルスという災害に向き合っている、今だからこそ色々な人とこのゲームを通して言葉を交わせたらいいなと思っています。

色々な思いはありますが、なんと言ってもゲームの良いところは”楽しい”ことです。
そしてこの会もゲームを楽しみながら防災についてみんなで対話し考えられる会にしたいと思っています。是非気軽に参加して、一緒に楽しみましょう。
簡単なゲームなので、小学生くらいでも大人が説明してあげれば参加できると思います。お子様とご一緒に参加いただいても大丈夫です。むしろ、お子様に参加いただいて一緒に防災について考えてもらえると主催者としては嬉しいです。

クロスロードについて知りたい方は下記を見てくださいね

[当日の流れ]

・自己紹介&Zoomの使い方の練習
・クロスロードを楽しむ
・振り返り
・主催者の一言、お知らせ

★定員
20名まで
(ただし、参加者3名に満たない場合は中止しますので、ご了承ください。)

★対象となる方
どなたでも参加できます

★ご準備いただきたいもの
メモ紙とペン
参加者の方にはワークシートのデータをメールで送付予定です。必要な方は印刷してご使用ください。

★参加者へのメッセージ
楽しくみんなで一緒に防災について考えてみましょう。