[開催レポート]3/25 チャレンジをワクワクにする5つのステップ(ATT入門編)

REWAファシリテーターの奥田です。

2021年3月25日に「脱・引っ込み思案な自分 チャレンジをワクワクにする5つのステップ」と題して、教育のためのTOC(TOCfE)の思考ツールの1つ、アンビシャスターゲットツリー(ATT)の入門編をオンライン(ZOOM)で開催しました。今回も30名以上の方にご参加いただきました。ありがとうございます!

アンビシャスターゲットツリー(ATT)は、アンビシャス(野心的)な目標を達成するための行動計画をたてるのに役立つ思考ツール。教育のためのTOCの思考ツール(ロジックブランチ・クラウド・ATT)のなかでも、私個人としては使用頻度の高いツールかなぁと思います。

ダイエットや英語学習などの身近な目標から、プレゼンやワークショップのデザインにも使えるお役立ちツールATT。このATTの使い方を1時間でお伝えしました。

まずは、ATTの使い方を例としてみなさんにお見せしました。題材は、REWAの活動スタートにあたって、無料イベントを開催しよう!ということになり、その集客のための行動計画をATTでどのようにたてたかをお話しました。

ATTを描く手順は5つ。
(1)目標を明瞭に定義する
(2)目標達成をはばむ障害を考える
(3)障害を乗り越えた中間目標を考える
(4)中間目標を前提条件の順番に並べ替える
(5)中間目標を達成するための具体的な行動を考える
です。

なにをするにしても「目標」をはっきりと決めて、イメージすることはとっても大切です。自分が成し遂げたいことは何なのか?それはいつまでにやるべきなのか?まずはどこに向かうべきなのかのイメージを作り上げます。

そして、目標が達成できないときには必ず「障害」の存在があります。やみくもに行動する前に、自分の前に立ちふさがる「障害」を事前にキャッチして、その対策がばっちりとできていれば、途中で挫折したり、邪魔が入ることなく、目標に向かって動き続けることができます!

というわけで、目標に対する「だって○○があるからできない~」「△△がないと無理~」といった「できない言い訳」をあらいざらい吐き出していきます。

さて、目標に対する障害を十分洗い出したところで、今度は中間目標を考えます。これは、障害の「○○がない」といったネガティブ表現を、「○○がある」とポジティブ表現に反転させることで出すことができます。

例えば「チームメンバーの協力が得られない」という障害があるなぁと感じている場合、中間目標は「チームメンバーの協力が得られている」という風になります。ここでは、本当に協力してもらえるかどうか、は置いておきます。まずは機械的に、できる状態!を考えていくわけです。

つぎに、中間目標を前提条件の順番に並べ替えていきます。前提条件というと難しそうですけど、ようは「○○の前にやっておかないといけないこと」の順番に並べるということ。

カレーライスで例えると、カレールーを入れる前には、お肉と野菜がちゃんといためてないといけないですよね。そして、いためてあるためには、ちゃんと適当なサイズに切っておく必要があります。切るためには洗っておかないといけないし。洗うためには、スーパーで買い物をしておかないといけません。

こんな風に、○○の前には△△をやっておかなくてはいけない、という順番に中間目標を並べ変えていきます。

最後に、中間目標を達成するための具体的な行動を考えていきます。

このような手順を踏むことで、アンビシャスな目標を細分化し、ちょっとやってみようかなという行動ステップをつなげる計画を立てることができるようになるわけです。

今回のワークショップでは、簡単にやり方を解説してから、参加者のみなさんにはおひとりで自分の設定した目標に対するアンビシャスターゲットツリーを描いてもらいました。

最後に、実生活でアンビシャスターゲットツリーを活用するコツをいくつかお話させていただきました!

今回参加いただいた方からのコメントでは、

・考えを明文化して整理できるし、マイナスにぐるぐる回る思考をポジティブに向けられるように思えた。
・本当にやってみてできそうな気持ちになった
・とてもわかりやすく、ワークショップのやり方として参考になります。
・こくちーずさんで出会えたイベント、セミナーさんの中でダントツの充実感と満足度でした。ありがとうございました。

などなど、嬉しいお言葉をたくさんいただきました!ありがとうございます。

旅行の計画やダイエットなどの身近な題材から、プレゼンを作ったり(相手が理解してもらうのに何が障害になるかを考える)、会議の進行をしたり(できないと駄々をこねる人の言葉を反転して、ATTにしてしまう)といった仕事の題材など、使い方はいろいろです。とっても便利なツールなので、ぜひつぎの機会に学んでいただけたらと思います。